マタニティ デンタルケア

生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には虫歯の原因となるミュータンス菌はいません。

でも、乳歯が生えると、徐々にミュータンス菌の数が増えていきます。

たとえば、お母さんが同じスプーンでお食事をしたり、口移しで食べさせたりするとミュータンス菌の量が増えます。

また、虫歯を治療していないお母さんの場合、赤ちゃんへのミュータンス菌の感染度が高くなります。

妊婦のかたは不規則な生活や偏食、つわりなどのせいで歯ブラシをお口に入れるだけで気分が悪くなり、オーラルケアがおろそかになり歯周病の原因となるプラークをためやすくなります。

また、妊娠中に出される女性ホルモンを栄養とする細菌があり、歯肉に炎症を引き起こし、歯周病を発症、悪化しやすくしています。

なので!妊娠中のかたや小さいお子様をもつお母様方に特に定期的なお口の中のクリーニングをおススメします。

もちろん、妊娠前から定期的に歯科検診を受けておくのもいいでしょう。

ほ乳瓶で虫歯!?

2~3歳くらいになっても寝かしつけのために、ほ乳瓶でミルク・乳酸菌飲料やスポーツドリンクを飲ませながら寝かしつけていませんか?

口の中にこれらのものが残ったまま眠ってしまうと、睡眠中は唾液の分泌が減るのでとても虫歯が出来やすくなります。

どうしてもほ乳瓶が離せないようでしたら中身をお茶やお水にしてみましょう。

医院にも時々ほ乳瓶が原因で乳歯が溶けてしまった子が治療にやってきます。

治療は大人でも大変なものです、お子様の歯はお母さんが守ってあげて下さい。